のおとが考える「お茶の継承」その活動のひとつとして・・

お茶の間のおとの大きな目標は、 お茶とその文化を継承していくことです。

その引継ぎの立場としてのおとはありたいと思っています。

その目標のための お茶の間のおとの新しい試みとして、

2017年からプロジェクトを立ち上げて活動しています。

「お茶を飲もう・知ろう・伝えようプロジェクト  ~子供たちから大人へ~」

活動の内容は、 ガールスカウトのスカウト達にお茶を知ってもらい、

その知った知識を今度年配の方々にお伝えするプロジェクトです。

インプットだけでなくアウトプットしていく事で点を線にしていきたい。

次世代を担う子供たちに 大切な日本の文化を小さいウチから親しんで学んでもらって、、

それを今までお茶文化を継いでこられた 年配の方々に飲んでいただく事で、

そこで新たにお茶の事をお互い学んだり、 お茶文化の良さも肌で感じたり、

コミニュケーションの場になったり、 癒しにもつながればいいなと思い、活動を開始いたしました。

まずは今年の冬に公民館&お茶の間のおとで

ガールスカウトのスカウトにお茶の淹れ方教室を実施。

ここで淹れ方だけでなく 深蒸しや浅蒸しなどのお茶の知識も学んでもらいます。

スカウトは幼稚園の年長さんからいます。

お茶のお湯が熱くても小さい手で頑張って淹れようとしてくれて

味も苦いという子もいますが飲んでいくうちに慣れるようです。

可愛らしい次世代のお茶ハカセ、頼もしいです(^^)

そのあと春先には、お茶の樹を育てよう!企画で

お茶の種を各スカウトに渡し植えてもらっています。

芽が出たスカウトはまだいないですが、いつ出るかな~~(^^)

気長に待つのもとっても良い経験です。 

実際に今の茶畑は、茶樹がはっきりしない事もあり

種ではなく苗を植える場合がほとんどです。

今回のこの企画は、なんか夢があって楽しみです。 新種が出たりして♪♪

そして新茶の時期には農家さんのところで スカウト達に手摘み体験をしてもらいました。

わりとみんな飽きずにしっかり摘んでくれて、

お天気も良かったので楽しい経験となったようです。 良かった(^^)

そしてお茶をしっかり学んだところで、

新緑の時期にいよいよ年配の方々にお茶をお淹れしに訪問。

お淹れするのはもちろん今年の新茶。

スカウト達は、今まで学んだことを披露できたように思います。

飲んでいただいた老人ホームのおじいさま・おばあさま達は、

今年の新茶を飲むのがこの日が初だった方も多く、 味わい深いと喜んでくださいました。

子供達が一生懸命淹れる姿もかわいく、 微笑ましい姿を温かく見て下さり感謝です。

お茶にまつわる事をきっかけに

コミニュケーションをたくさんとることが出来たのも嬉しい限りです。

この日飲んでいただいたお茶は浅蒸しのお茶。

次回は7月に伺って、深蒸しの水出しのお茶をお出しする予定です。

プロジェクトはまだまだ途中。 色んなお茶の種類をお淹れしていきたいし、

お茶の芽もまだ出ていないので(^^)、

これからも引き続き活動してまいります。 少しずつですが、

お茶を一人でも多くの方に好きになってもらえますように。。

のおとの想いが輪になりますように。。